「とりあえずトイレに座ってみれば良いじゃん」って子どもに言ったことはありませんか?
私も、長男のトイレトレーニングのときには、そんなことをしていて、でも全くうまく行きませんでした。
トイレに座らせたところで、おしっこが出るとは限らないんですよね・・・泣
「座ってくれるだけマシじゃん!うちなんて全然座ったことないよ!」
という方もいますよね。
今日は、「とりあえずやってみて」ができる子、できない子の特徴と、それぞれの特徴に対してどうアプローチするのが良いのかを話してみたいと思います。
私はトイレトレーニングの悩みを解決していますが、トイレトレーニングを推奨しているわけではありません。
今日もその視点でお楽しみください♪
「とりあえずやってみて」ができる子・できない子の違い
人にはそれぞれ、『思考のスピード』と『行動のスピード』があります。
身の回りに、考えなしに行動しちゃう人や、よく考えてから行動する人はいませんか?
考えなしに行動しちゃう人は、思考のスピードと行動のスピードを比べたときに、行動のスピードの方が早いです。例えば、クレヨンしんちゃんのしんのすけとか。
よく考えてから行動する人は、思考のスピードと行動のスピードを比べたときに、思考のスピードの方が早いです。例えば、クレヨンしんちゃんのかざまくんとか。
しんちゃんは「とりあえずやってみて」ができるタイプ代表、かざまくんは「とりあえずやってみて」ができないタイプ代表として、話を進めてみます。
「とりあえずやってみて」ができるしんちゃんタイプはどんな子?
しんちゃんタイプは、とにかく行動あるのみです!
「とりあえずやってみて」をしないと話が進みません。
おむつ外しだったら、
・とりあえず漏らす
・とりあえずパンツ
・とりあえずトイレ
・とりあえずおまる など
とりあえずやってみることが大切です。
そして、とりあえずやってみた後が、さらに重要になります!
「行動→思考」の順番に物事が進むので、とりあえずやってみた後に、しんちゃんに語りかけて学んでもらいます。
「漏らしたら着替えれば良いんだよ!大丈夫」
「トイレでおしっこしたら気持ちよさそうだね」
「パンツ履くとおしりがスッキリしてかっこいいね」
とりあえず行動してくれているしんちゃんに、何も語りかけていないなんてもったいないんです。
もちろん、語りかけたら1発でできるようになるわけではありませんが、しんちゃんは試行錯誤してできるようになるので、何度もとりあえず行動して、その後に語りかけて、少しずつ進んで行きましょう。
「とりあえずやってみて」ができないかざまくんタイプはどんな子?
かざまくんタイプは、一旦様子見がしたいんです。慎重なんですね。
なので、漏らすという経験をすることは、おむつ外しにおいて、とても大切なのですが、その前に漏らすとどうなるかを説明する必要があります。
例えばこんな感じです。
今までおむつでおしっこしてきたから、もしかしたら知らないかもしれないけど、おしっこって水なんだよ。
今日はかざまくんのおしっこを確認してみよう!
試しに、オムツを履かないで、ズボンをそのまま履いてみようと思ってるの。
オムツにおしっこが吸収されないから、濡れて気持ち悪くなると思うけど、その気持ち悪いっていうのが、わかるかどうかがすごく大切だよ!
気持ち悪くなったらママと一緒にお着替えしようね。
慎重派のかざまくんにはこれくらいやった方が良いです。
かざまくんが不安になっていないか、よく見ながら接してみましょう。
しんちゃんタイプ・かざまくんタイプに気を付けた方が良いこと
しんちゃんタイプにやりがちなのは、「もっと考えてから行動しなさい!」って言ってしまうこと。
これが、できない!笑
アニメでも、しんちゃんが「前にかあちゃんに怒られたから」と、考えて考えすぎて動けなくなっていることがありませんか?
しんちゃんタイプは先に考えてから行動することができません。
一方、かざまくんタイプは、「とりあえずやれば良いのよ」と言われても本当に動けません。
「怖い」という気持ちが勝ってしまいます。
しんちゃんのママがかざまくんタイプ、かざまくんのママがしんちゃんタイプのこともあります。
その場合は特に、行動できない声かけや接し方をしてしまいがちです。
ただ、経験により、行動が早くなったり思考が早くなっていくことはあります。
子どもと自分は同じタイプかもしれないし、そうじゃないかもしれません。
「私の子だから」と変なフィルターを通して見るのではなく、「うちの子はどうかな?」と、純粋な視点で見るようにしましょう。
まとめ
・しんちゃんタイプ:とりあえずやる→考えるキッカケをつくる
・かざまくんタイプ:一旦様子見する→行動する
極端なしんちゃんタイプ、極端なかざまくんタイプなら、たぶんママも気づけるのですが、え?どっち??みたいなお子さんももちろんいます。
また、今まで意識せずに来た場合には、どっちのタイプかわからないこともあります。
お子さんができない理由がわかることにもなるので、そういう方はぜひこれからの生活で、お子さんの心の観察をしながら過ごしてみてくださいね。
【追伸】
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