幸せおむつ外し
おむつ外しは、子どもの成長において重要なステップですが、その過程には多くの家庭で悩みがつきものです。
ここでは、うんちのおむつ外しの基本手順とよくある悩みについてお伝えします。
うんちのおむつ外しの基本的な手順は、次の通りです。
うんちのおむつ外しの第一歩は、子どもが「うんち」を認識することです。
これは、五感を使って自分の体から出るものを意識的に感じ取ることを意味します。
実際、幼い子どもはうんちを「赤ちゃん」や「自分の身体の一部」と考えることがあり、そのためにうんちに対して特別な感情を抱くこともあります。
そこで、まずはうんちが体の健康を教えてくれる大切なものであることを伝えましょう。
「うんちは、私たちが元気でいるために必要なものを食べた後、体がいらなくなった部分を出してくれるものなんだよ」と教えることで、うんちに対する理解が深まります。
また、うんちに対してポジティブな言葉を使うことも重要です。
例えば、「かわいいね、ありがとう」「おはよう、元気に出てくれたね」といった表現をすることで、子どもがうんちを自然なものと受け入れ、さらにポジティブなイメージを持つことができます。
こうした言葉かけにより、うんちに対する正しい認識とプラスの感情を育てることが、トイレトレーニングの成功への第一歩となるのです。
個人的におすすめしたい絵本は、「うんぴ・うんにょ・うんち・うんご」です!
全家庭におすすめしたいくらい素敵な絵本なので、ぜひご活用くださいね。
次のステップは、子どもが「開放空間」で排泄することです。
ここでの「開放空間」とは、オムツやパンツを履かず、自然な状態で排泄をすることを指します。
0歳や1歳の頃の子どもは、比較的簡単に取り組めるのですが、2歳を過ぎると、開放空間で排泄することが難しくなる傾向があります。
これは、今までずっとオムツの中で排泄してきた安心感が大きく影響しているからです。
オムツがあることで感じる安全感や、長い間慣れ親しんだ習慣を手放すことへの抵抗があるため、子どもにとって新しい状況に慣れるには少し時間がかかるかもしれません。
ハードルが高いので、無理してオムツを外さないようにしましょう!
子どもが排便したくなるタイミングを見計らって、オムツを外してみましょう。
このタイミングでオムツを外すことで、子どもが開放感を感じながら排泄できるようになります。
しかし、もし子どもが嫌がった場合は、無理をしないことも大切です。
無理に進めると、子どもがストレスを感じ、便秘や排便拒否になることがあります。
子どもがリラックスした状態で開放空間での排泄を経験できるよう、優しく見守りながら進めることが重要です。
トイレトレーニングの最終ステップは、子どもがトイレやおまるで排泄することです。
よく「開放空間をやらなくても良いですか?」と聞かれることがありますが、これを飛ばしてしまうと、子どもにとってのハードルが一気に上がってしまいます。
開放空間での排泄が成功していれば、トイレやおまるでの排泄がよりスムーズに進む可能性が高くなります。
ですので、基本的には開放空間での排泄をクリアしてから進むことをおすすめします。
開放空間ではできるのに、トイレやおまるではうまくいかない場合、問題はトイレやおまる自体にあることが考えられます。
例えば、・トイレで足が付かない・おしりがスースーして落ち着かない・トイレから聞こえる音が怖い など
子どもにとって不安を感じる要素があるかもしれません。
こうした場合は、子どもに何が気になっているのかをしっかりと聞いてみることが大切です。
もし、どうしてもトイレでできないという場合には、子どもの心の状態を整えることが必要です。
無理にやらせるのではなく、まずは挑戦できる気持ちを大切にし、少しずつ進めていきましょう。
子どもが自信を持って挑戦できるよう、親としてしっかりサポートしてあげることが成功の鍵となります。
おむつ外しは、ただの習慣の変化ではなく、子どもの自立の第一歩でもあります。
どんなに小さな進歩でも、それは大きな成長です。子どもが自分の力で新しいことに挑戦し、自信をつけていく過程を温かく見守ってあげてください。
この経験は、親子にとって貴重な思い出となると同時に、子どもの成長を実感する素晴らしい機会です。
楽しいおむつ外しの時間を過ごし、子どもの自立を応援していきましょう。
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